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【住信SBIネット銀行まとめ】メリット&デメリットとお得な使い方を解説!

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  • 住信SBIネット銀行のメリット・デメリットは?
  • 住信SBIネット銀行はどんな人におすすめ?

住信SBIネット銀行は、日常生活で使うのにおすすめのネット銀行です。目的別口座や自動入金サービスなど、無料で使える便利なサービスが充実しています。

私はサブバンクとして住信SBIネット銀行を2年以上使っています。スマホアプリでATMが利用できるなど、便利なサービスのおかげで生活が快適になりました。

今回の記事では、住信SBIネット銀行のメリット・デメリット、おすすめな人をまとめて解説します。

この記事でわかること
  • 住信SBIネット銀行のメリット・デメリット
  • 住信SBIネット銀行がおすすめな人
  • 住信SBIネット銀行の口座開設方法
  • 住信SBIネット銀行のお得な使い方
  • 住信SBIネット銀行についてよくあるQ&A

この記事を読むと、住信SBIネット銀行の特徴がまとめてわかり、よりお得で快適に活用できるようになります。

Contents
  1. 住信SBIネット銀行とは:ネット銀行顧客満足度No.1
  2. 住信SBIネット銀行の良い評判・口コミ
  3. 住信SBIネット銀行のメリット6選
  4. 住信SBIネット銀行の悪い評判・口コミ
  5. 住信SBIネット銀行のデメリット3選
  6. 住信SBIネット銀行の特徴まとめ&おすすめな人
  7. 【実践】住信SBIネット銀行の口座開設方法5ステップ
  8. 住信SBIネット銀行のお得な使い方3選
  9. 住信SBIネット銀行のよくあるQ&A
  10. まとめ:住信SBIネット銀行は充実したサービスが便利でおすすめ

住信SBIネット銀行とは:ネット銀行顧客満足度No.1

住信SBIネット銀行は顧客満足度No. 1

住信SBIネット銀行は、顧客満足度No.1のネット銀行です。「2023年オリコン顧客満足度®調査 ネット銀行」では3年連続で総合第1位を獲得するなど、実際に住信SBIネット銀行を利用している人からの評価が高いことが特徴です。

住信SBIネット銀行は利用者の満足度が高い

住信SBIネット銀行はネット銀行であるため、実店舗はありません。利用者はいつでもどこでも、オンラインで簡単に銀行を利用できます。

また、住信SBIネット銀行には無料で利用できる「目的別口座」や「自動入金サービス」など、銀行サービスが充実しています。

住信SBIネット銀行には便利なサービスが充実

たとえば、生活費と貯金用の口座を分けて管理する。旅行や家電など特定の資金を積み立てるための専用口座を作る。目的別口座があれば、自分の生活スタイルに合わせて自由に口座を使い分けられるのです

住信SBIネット銀行の目的別口座や自動入金サービスを活用すれば、生活を便利で快適にすることができます。住信SBIネット銀行は、日常生活で利用するのにおすすめの銀行です。

住信SBIネット銀行の良い評判・口コミ

住信SBIネット銀行の良い評判・口コミ

住信SBIネット銀行のメリット6選

住信SBIネット銀行のメリット6選

住信SBIネット銀行のメリットは以下の6つです。

住信SBIネット銀行のメリット
  • 目的別口座を最大10個無料で作れる
  • 定額自動入金サービスが無料
  • スマホアプリでATMが利用できる
  • ATM&振込手数料が最大月20回無料
  • スマプロポイントが貯まる
  • SBIハイブリッド預金で金利10倍

目的別口座を最大10個無料で作れる

住信SBIネット銀行では、最大10個の目的別口座を無料で作成できます。目的別口座はいつでも作成し、自由に変更できます。

住信SBIネット銀行「目的別口座」

生活費や貯金用口座など目的に合わせて口座を使い分けると、お金の管理が簡単にできるようになります。目的別口座のお金は、スマホアプリでいつでもスムーズに移動できます。

たとえば生活費と貯金用の口座を作り、給料が振り込まれたら、すぐに貯金用口座に毎月2万円を入金する。目的別口座を活用して先取り貯金することで、自然とお金が貯められるようになります

自分の生活スタイルに合わせて、お金を簡単に管理できる

住信SBIネット銀行の目的別口座を活用すれば、貯金に最適な環境をつくれるのです。

定額自動入金サービスが無料

住信SBIネット銀行では、定額自動入金サービスを無料で利用できることも大きなメリットです。

定額自動入金サービスとは、あらかじめ指定しておいた金額を、他の銀行口座から住信SBIネット銀行の口座へ毎月自動で入金するサービスです。このサービスのおかげで、振込やATMを利用しなくても、住信SBIネット銀行への入金を自動化できます。

住信SBIネット銀行「定額自動入金サービス」

たとえば、給料が他の銀行口座に振り込まれたら、住信SBIネット銀行の口座へ自動でお金が入金される。定額自動入金サービスを1回設定しておけば、その後は何もしなくても毎月自動で入金されるためかなり便利です。

「定額自動入金」サービス
手数料 無料
登録件数 最大5
指定可能な金額 1万円以上1,000円単位で自由に設定
他口座からの引落日 毎月5日、または27日
利用可能な金融機関 三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・
りそな銀行・埼玉りそな銀行・ゆうちょ銀行・
PayPay銀行・ソニー銀行・楽天銀行・
地方銀行・信用金庫・信用組合 など
詳細は公式サイト引落口座に指定可能な金融機関一覧

楽天銀行など、多くの銀行には定額自動入金のようなサービスはありません。定額自動入金サービスを無料で利用できることは、住信SBIネット銀行の大きな魅力だといえます。

スマホアプリでATMが利用できる

住信SBIネット銀行は、キャッシュカードなしでアプリだけでATMが利用できます

住信SBIネット銀行「アプリでATM」【出典:住信SBIネット銀行「アプリでATM」】

セブンイレブンまたはローソンであれば、全国どこでもスマホ一つでコンビニATMから簡単に入金・出金できます。急に現金が必要になったときでも、スマホがあれば24時間いつでもコンビニATMでお金を引き出せるので便利です。

スマホでATMを利用する方法は、アプリでQRコードを読み込み、表示される暗証番号を入力するだけ。誰でも簡単でスムーズに操作できます。

ハル
ハル
キャッシュカードがなくてもアプリだけでOK

アプリでATMを1回経験すると、キャッシュカードでATMを利用するのがめんどくさいと感じるほどです。キャッシュカードを持ち歩く必要がなくなると、紛失や盗難のリスクも減らせます

ATM&振込手数料が最大月20回無料

住信SBIネット銀行には「スマートプログラム」という独自のサービスがあります。商品やサービスの利用に応じて4段階のランクがあり、ATMや振込の手数料無料やポイント獲得などの特典が受けられます。

ランクが上がると、最大月20回までATMと振込手数料が無料になります。

【スマプロランクごとの手数料無料回数】
入出金
ATM利用手数料
無料回数
他の金融機関あて
振込手数料
無料回数
ランク4

20 20
ランク3

10 10
ランク2

ランク1

住信SBIネット銀行の口座を開設すると、ランク2からスタートします。口座開設日から4ヵ月までランクは下がりません。

ランク2の条件は、スマホアプリにログインし、生体認証の「スマート認証NEO」を登録するだけ。誰でも簡単にできるので、ATMや振込を月5回まで手数料無料で利用し続けられます。

貯金するなら不要な手数料は払わない

貯金するなら、できるだけ手数料を払わないことが大切です。ATMや振込手数料など、1回の金額は小さくても積み重なれば大きな金額になるからです。

住信SBIネット銀行なら簡単にATM&振込手数料が月5回無料

住信SBIネット銀行を活用すれば、手数料無料でATMや振込を利用できます。無駄な手数料を払わないようにすると、確実にお金が貯まっていくようになります。

スマプロポイントが貯まる

住信SBIネット銀行では、サービスの利用に応じて毎月「スマプロポイント」が貯まることもメリットの一つです。

貯まったポイントは500ポイント以上100ポイント単位で、「現金」または「JALのマイル」に交換できます。

スマプロポイントの交換 交換レート
現金 1ポイント=1円 相当
JALのマイル 100ポイント=40マイル 相当

たとえば、定額自動入金サービスの利用で月に30ポイント、引落口座の指定で月に5ポイント貯まります。貯まった500ポイントを現金に交換する場合、2日後には銀行口座に500円が入金されます。

住信SBIネット銀行は、定額自動入金など魅力的なサービスが充実しています。これらのサービスを利用することで、普段の銀行手続きが便利になるのはもちろん、ポイントも貯まってお得です。

SBIハイブリッド預金で金利10倍

住信SBIネット銀行とSBI証券の2つの口座をつくると、「SBIハイブリッド預金」が利用できるようになります。住信SBIネット銀行の普通預金の金利は0.001%ですが、SBIハイブリッド預金の金利は0.01%と10倍にUPします。

貯金するなら預金金利の高いところにお金を預ける

住信SBIネット銀行とSBI証券の口座は同時に開設できます。SBI証券の口座は持っているだけでOKなので、実際に投資をする必要はありません。

SBIハイブリッド預金をスムーズに利用するため、住信SBIネット銀行とSBI証券の口座を同時開設しておくのがおすすめです。

住信SBIネット銀行の悪い評判・口コミ

住信SBIネット銀行の悪い評判・口コミ

住信SBIネット銀行のデメリット3選

住信SBIネット銀行のデメリット3選

住信SBIネット銀行のデメリットは以下の2つです。

住信SBIネット銀行デメリット
  • アプリの操作に慣れが必要
  • 貯金には不要なサービスがある
  • ネット銀行特有のデメリットがある

アプリの操作に慣れが必要

住信SBIネット銀行のアプリは、操作に慣れるまで時間がかかることがあります。使いやすく直感的に操作できる楽天銀行のアプリと比較すると、住信SBIネット銀行のアプリは操作が複雑に感じるかもしれません。

たとえば、定額自動入金サービスを設定する場合、複数のステップが必要になります。アプリにログインした後、定額自動入金サービスを利用するには、ウェブサイト上でユーザーネームとパスワードをもう一度入力しなくてはいけません。

住信SBIネット銀行 アプリ操作画面

住信SBIネット銀行のアプリは感覚的に操作できず、考えながら使う必要があります。使いやすく見やすい楽天銀行のアプリと比べると、住信SBIネット銀行のアプリは操作に慣れるまで時間がかかる印象です。

初めてネット銀行を使う人にとって、住信SBIネット銀行のアプリの操作はやや難しく使いにくいと感じることがデメリットだといえます。

貯金には不要なサービスがある

住信SBIネット銀行は便利なサービスが充実していますが、中には貯金したい人にとって不要なサービスもあります。

不要なサービスの例

競馬やボートレース
BIGやtotoなどのスポーツくじ
カードローンでお金を借りる

たとえば、競馬やボートレース、スポーツくじの購入やカードローンの申込など。これらのサービスすべてが、住信SBIネット銀行のアプリから簡単に利用できるようになっています。

自分にとって本当に必要なサービスか判断する

貯金するなら不要なサービスを利用しないこと。「このサービスは自分にとって本当に必要か?」を考え、自分でしっかり判断することが大切です。

本当に必要なサービスだけを賢く利用することが、貯金を成功させる秘訣です。

ハル
ハル
誘惑に負けず、自分軸でしっかり判断しよう!

ネット銀行特有のデメリットがある

住信SBIネット銀行には、ネット銀行特有のデメリットがあります。

ネット銀行のデメリット
  • 実店舗がない
    → 対面での相談や手続きはできない
  • 振込や引落口座に設定できない場合がある
    → 対応サービスが限定されている

たとえば、住信SBIネット銀行を給料の振込口座に指定できない、家賃の引落口座として指定できないなど。メガバンクや地方銀行と比べると、ネット銀行には対応していない会社やサービスが多いのは事実です。

また同じネット銀行である楽天銀行と比較しても、自動引落に対応しているサービスは住信SBIネット銀行の方が少ないです。

住信SBIネット銀行の自動引落に対応している会社やサービスは以下のとおりです。

自動引落ができるサービス
  • 東京ガスや大阪ガスなどの公共料金
  • 三井住友カードや楽天カードなどのカード会社
  • ワイモバイルなどの通信会社 など

住信SBIネット銀行が対応している口座振替(自動引落)サービスについて、詳しくは公式サイト「口座振替(銀行引落)サービス」から確認できます。

住信SBIネット銀行の特徴まとめ&おすすめな人

住信SBIネット銀行がおすすめな人

住信SBIネット銀行の特徴をまとめると以下のとおりです(表はスクロールできます)。

住信SBIネット銀行まとめ
特徴 顧客満足度No.1のネット銀行
普通預金金利
(年利)
・普通預金:0.001%
SBIハイブリッド預金0.01%
提携ATM アプリでATM、キャッシュカードに対応
 セブン銀行ローソン銀行
・キャッシュカードのみ対応
 イオン銀行、ゆうちょ銀行、Enet、VIEW ALTTE

 ※VIEW ALTTEは出金のみ◯、入金は✖️
ATM入金・出金
手数料
110円
振込手数料 住信SBIネット銀行三井住友信託銀行無料
・その他の金融機関:77円
メリット ・目的別口座を最大10個無料で作れる
・定額自動入金サービスが無料
・スマホアプリでATMが利用できる
・ATM&振込手数料が最大月20回無料
・スマプロポイントが貯まる
・SBIハイブリッド預金で金利10倍
デメリット ・アプリの操作に慣れが必要
・貯金には不要なサービスがある
・ネット銀行特有のデメリットがある

住信SBIネット銀行がおすすめな人は以下のとおり。

おすすめな人
  • 目的別口座がほしい人
    → 最大10個の目的別口座を無料で作れる
  • 自動入金サービスを使いたい人
    → 無料で定額自動入金サービスが利用できる
  • ATMや振込の利用回数が多い人
    → 簡単にATM&振込手数料が月5回無料

住信SBIネット銀行には、目的別口座や定額自動入金サービスなど、無料で使える便利なサービスが充実しています。

日常生活で利用するなら住信SBIネット銀行はおすすめの銀行です。幅広いシーンで使えるため、口座を作っておいて損はないでしょう。

目的別口座や定額自動入金サービスを活用すれば、生活が便利で快適になるのを実感できます。

【実践】住信SBIネット銀行の口座開設方法5ステップ

住信SBIネット銀行の口座開設5ステップ

住信SBIネット銀行の口座は、SBI証券の口座と同時に開設するのがおすすめです。なぜならSBI証券口座と同時開設することで、預金金利が10倍になる「SBIハイブリッド預金」が自動的に利用できるようになるからです。

住信SBIネット銀行とSBI証券の口座を同時開設する手続きは、以下の5ステップです。

口座同時開設5ステップ
  • ステップ1:SBI証券のサイトから同時口座開設の申込
  • ステップ2:本人確認書類の提出
  • ステップ3:SBI証券の口座開設完了通知の受け取り
  • ステップ4:SBI証券の初期設定
  • ステップ5:認証番号カードが届いたら住信SBIネット銀行の初期設定

それぞれのステップについて、順番に詳しく解説します。

ステップ1:SBI証券のサイトから同時口座開設の申込

住信SBIネット銀行とSBI証券の口座を同時開設する場合、SBI証券の公式サイトから手続きするとスムーズに手続きできます。

口座開設申込の流れ

  • メールアドレスの登録
  • メールに届いた認証コードを入力
  • 名前や住所などの情報を入力
  • 特定口座の開設の有無を選択
    →「開設する(源泉徴収なし。原則確定申告が不要)」がおすすめ 
  • NISAの選択
    →「今は非課税投資枠を申し込まない」がおすすめ
  • 住信SBIネット銀行 口座同時開設申込」の選択
    →「申し込む」を選ぶ
  • ネットまたは郵送どちらかの口座開設方法を選択
    →「ネットで口座開設」がおすすめ
  • ユーザーネームとログインパスワードの発行

住信SBIネット銀行の同時口座開設する場合は、お客様情報の設定で「住信SBIネット銀行 口座同時開設申込」で「申し込む」を選択すればOKです。

住信SBIネット銀行 同時口座開設「申し込む」を選択

特定口座の開設については「開設する(源泉徴収なし。原則確定申告が不要)を、NISAの選択については「今は非課税投資枠を申し込まないをそれぞれ選択するといいでしょう。

特定口座の開設について

通常、株式取引などで利益が出た場合には納税が必要です。

特定口座とは、納税の手続きや確定申告に必要な書類作成など、証券会社が代理で行ってくれる口座のことです。

手間がかからず無料で口座開設できるため、初めて証券口座を開設する場合は「開設する(源泉徴収なし。原則確定申告が不要)」を選ぶのがおすすめです。

NISA口座の開設について

株式投資で得た利益や配当金には、原則として税金がかかります。

NISA(少額投資非課税制度)とは、株式などで得た利益や配当金にかかる税金が非課税になるお得な制度です。2024年から新NISAと呼ばれる新しい制度がスタートし、投資を始める人も増えています。投資するならNISA口座を活用するのがおすすめです。

注意すべき点は、NISA口座は1人1つしか作れないこと。

NISA口座は1人1つしか作れない

SBI証券でNISA口座を開設した場合、他の証券会社でNISA口座を作ることはできません。

NISA口座の開設はあとで申込できるため、どの証券会社でNISAを開設するかをよく考えてから口座開設するといいでしょう。

口座開設方法は「ネットで口座開設」を選ぶのがおすすめです。最短で口座開設が可能であり、本人確認書類の提出もオンラインで完結できて便利です。

「ネットで口座開設」を選んで申込が完了すると、ユーザーネームとログインパスワードが発行されます。次のステップで必要になるため、忘れないように保存しておきましょう。

ステップ2:本人確認書類の提出

ネットで口座開設を選んだ場合は、「口座開設状況画面」にユーザーネームとログインパスワードを入力してログインします。スマホを使って、以下のどちらかの組み合わせの本人確認書類と、顔写真を撮影して提出します。

提出する本人確認書類

マイナンバーカード(顔写真付き)
通知カードと運転免許証

この2つのどちらの書類の組み合わせがない場合でも、口座開設の手続きは可能です。オンラインで本人確認書類を提出した後、SBI証券から郵便物が届くので受け取りが必要です。

「郵送で口座開設」を選んだ場合

SBI証券から「口座開設の手続きに必要な書類」が郵便で届きます。書類に必要事項を記入し、本人確認書類と一緒に返送します。

SBI証券で口座開設の審査が行われ、審査が完了すると「ユーザーネーム」「ログインパスワード」「取引パスワード」が簡易書留で届きます。

書類が届いた後、SBI証券のサイトにログインして初期設定を行いましょう。

利用できる本人確認書類について、詳しくはSBI証券公式サイトで確認できます。

ステップ3:SBI証券の口座開設完了通知の受け取り

提出書類の審査が完了すれば、SBI証券から「口座開設完了通知」があります。

口座開設申込の時に「メールで受け取る」を選んだ場合は、取引パスワード設定ページのURLがメールで届きます。URLからSBI証券のサイトにアクセスし、任意の取引パスワードを設定しましょう。

「郵送で受け取る」を選んだ場合

口座開設申込時に登録した住所に、取引パスワードが記載された書類が簡易書留で届きます。

書類が届いた後、SBI証券のサイトにログインして初期設定を行います。

ステップ4:SBI証券の初期設定

ユーザーネームとログインパスワードを入力し、SBI証券のサイトにログインして初期設定を行います。初期設定では、以下の情報を登録します。

SBI証券の初期設定で登録する情報

  • 連絡先
  • 職業と勤務先
  • 世帯主との続柄
  • インサイダー登録(※上場企業に勤めている場合のみ対象)
  • 振込先金融機関
  • 国内株式手数料プランの選択
  • 配当金の受取方法の選択(※NISA口座を同時開設する場合)
  • 投資に関する質問への回答
  • 簡単なアンケート
  • 信用取引口座、FX取引口座、先物・オプション取引口座の申込の有無
    すべて「無」でOK

勤務先の登録が必要ですが、職場に電話などの連絡がかかってくることはないので安心してください。

「インサイダー登録」の項目について、自分または世帯主が上場企業に勤めている場合、不正取引を防止するため登録の対象となります。該当しない場合、登録の必要はありません。

インサイダー(内部者)取引とは

インサイダー(内部者)取引とは、上場会社に勤務している役員や職員などの関係者が、特別な立場を利用して会社の重要な内部情報を入手し、不正に株式取引をすること。

インサイダー(内部者)取引をした者は、5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金の対象となり、インサイダー取引によって得た財産は没収されます。

「振込先金融機関」について、この段階では住信SBIネット銀行の口座開設が完了していないため、住信SBIネット銀行を登録することはできません。別の金融機関を登録する必要があります。住信SBIネット銀行の口座開設が完了すれば、あとで変更できます。

住信SBIネット銀行の口座開設の完了後、振込先金融機関を変更する

国内株式手数料プランの選択」について、「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」のどちらかを選択します。手数料プランはあとで変更できますが、一日の約定代金の合計が100万円以下なら手数料無料の「アクティブプラン」を選んでおけばOKです。

「信用取引口座」「FX取引口座」「先物・オプション取引口座」の申込の有無について、すべて「無」とするのがおすすめです。貯金するならこれらのサービスはすべて不要です。

「信用取引口座」「FX取引口座」「先物・オプション取引口座」は不要

「自分にとって本当に必要なサービスか?」をしっかり判断し、必要なサービスだけを賢く利用すること。これが貯金を成功させる秘訣です。

以上で、SBI証券の初期設定は完了です。ここまで終われば、あとは住信SBIネット銀行の口座開設が完了するのを待つだけです。

ステップ5:認証番号カードが届いたら住信SBIネット銀行の初期設定

住信SBIネット銀行の口座開設が完了すると、1週間程度で「認証番号カード」が届きます。この認証番号カードが届いたら、住信SBIネット銀行の初期設定を行います。

住信SBIネット銀行の初期設定の流れ

  • 住信SBIネット銀行のアプリにログイン
  • 各種パスワードの設定
  • キャッシュカードの利用設定と当座貸越の設定
  • 利用目的の選択
  • スマート認証NEOの登録

初期設定は、住信SBIネット銀行のアプリから行うのがおすすめです。認証番号カードに書かれた「ユーザーネーム」と「仮ログインパスワード」でアプリにログインします。

次回からログインなどで必要となる、以下の2つのパスワードを設定します。

名前 文字制限 利用シーン
WEBログインパスワード
(第1認証)
半角英数記号
6~32文字
WEBサイトにログインするとき
WEB取引パスワード
(第2認証)
半角英数記号
6~32文字
WEBサイトで振込などの取引をするとき

WEBログインパスワードとWEB取引パスワードは、同じものを設定することはできません。2つのパスワードがどちらのものか区別して、忘れないようにきちんと保管しておきましょう。

当座貸越の設定については、「利用しない」を選択します。普通預金口座の残高を超えるような支出がなければ、そもそも不要な機能だからです。

当座貸越とは

当座貸越とは、普通預金の残高が不足している場合、同じ口座内の定期預金を担保として、不足金額を自動的に借入れする機能のことです。つまり、自分の別の口座から一時的にお金を借りるイメージです。

注意点としては、当座貸越を利用すると年利1.675%の手数料がかかること。

高い金利を支払ってお金を借りることは、貯金するなら絶対NGです。

利用目的の設定が終わると、ログイン画面に戻ります。自分で設定したWEBログインパスワードを入力し、アプリに再度ログインしてから「スマート認証NEO」を登録します。

「スマート認証NEO」は、自分が利用しているスマホを登録することで、生体認証だけでアプリのログインや取引が可能になる認証機能です。パスワード認証と比べてセキュリティが高くなり、より安全でスムーズに利用できるようになります。

登録は画面の指示に従って行うだけなので簡単。ホーム画面左上の「スマート認証NEO」が緑色になれば登録完了です。

番外編:住信SBIネット銀行のみ口座開設する場合

住信SBIネット銀行の口座だけを開設する場合は、以下のとおりです。

口座開設ステップ
  • アプリまたはWEBサイトから口座開設の申込
  • 「スマホで本人確認」専用サイトで画像・動画を撮影
  • 口座開設完了通知を受け取り初期設定

住信SBIネット銀行の口座開設は、最短即日で完了できます。

住信SBIネット銀行のお得な使い方3選

住信SBIネット銀行のお得な使い方3選

住信SBIネット銀行には無料で使える便利なサービスが充実しています。

住信SBIネット銀行をよりお得で便利に活用するため、押さえておきたいポイントは以下の3つです。

お得な使い方
  • スマート認証NEOに登録する
  • SBIハイブリッド預金を利用する
  • 定額自動入金サービスを活用する

スマート認証NEOに登録する

住信SBIネット銀行の口座を開設したら、まずはスマート認証NEOを登録するのがおすすめです。

スマート認証NEOに登録すると、セキュリティを高められるだけでなく、生体認証だけでアプリのログインや取引がスムーズにできるようになります。さらにアプリでATM」のサービスが利用できるようになり、「スマプロランク2」の特典としてATMと振込手数料が月5回無料になります

「スマート認証NEO」を登録すると…

  • アプリでATMが利用できるようになる
  • ATMと振込手数料が月5回無料になる

住信SBIネット銀行の「アプリでATM」は、キャッシュカードなしでATMが使える便利なサービスです。ATMと振込手数料が月5回無料になることも、貯金にとって大きなメリットだといえるでしょう。

スマート認証NEOはアプリで1度登録するだけ。簡単に登録できるので、住信SBIネット銀行の口座を開設したらすぐに登録しておきましょう。

SBIハイブリッド預金を利用する

住信 SBIネット銀行とSBI証券の2つの口座をつくると「SBIハイブリッド預金」が利用できるようになります。2つの口座を同時開設した場合、自動的にSBIハイブリッド預金が利用できるようになり便利です。

SBIハイブリッド預金を利用するなら、同時口座開設がおすすめ

SBIハイブリッド預金の金利は0.01%と高く、住信SBIネット銀行の普通預金金利の10倍です。

おすすめの使い方は、貯金用口座としてSBIハイブリッド預金を使うこと。代表口座に入金があれば、振替機能を使ってSBIハイブリッド預金にお金を移動させる。アプリを使えばいつでもすぐに振替でき、定額自動振替サービスを使えば振替を自動化することもできます。

貯金用口座としてSBIハイブリッド預金を使う

SBIハイブリッド預金の利息は毎月受け取れます。ATMの入出金や口座引落は「代表口座」から行われるため、SBIハイブリッド預金のお金を間違って使ってしまう心配もありません。

SBIハイブリッド預金を上手に利用すれば、自然とお金が貯まる仕組みをつくることができます。

定額自動入金サービスを活用する

定額自動入金サービスは、住信SBIネット銀行の便利なサービスです。毎月決まった金額を別の銀行から住信SBIネット銀行に移動したい場合、この定額自動入金サービスを活用するのがおすすめです。

毎月定額のお金を入金するなら定額自動入金サービスが便利

定額自動入金サービスは手数料無料で利用できます。1回設定しておけば、その後は毎月自動で住信SBIネット銀行に入金してくれるので、手間もかからず便利です。

さらに定額自動入金サービスを利用すると、スマプロポイントが月に30ポイント貯まります

定額自動入金サービスのメリット
  • 住信SBIネット銀行への入金を自動化できる
  • スマプロポイントが貯まってお得

定額自動入金サービスを活用すれば、日々の生活をより便利でお得にすることができます。

住信SBIネット銀行のよくあるQ&A

住信SBIネット銀行のよくあるQ&A

キャッシュカードは自動的に発行される?

口座開設しても自動的には発行されない。
キャッシュカードがいるなら発行の申込が必要。

住信SBIネット銀行の口座を開設しても、通常キャッシュカードは発行されません。「アプリでATM」という便利なサービスのおかげで、キャッシュカードがなくてもATMが利用できるからです。

キャッシュカードを発行する場合には申込が必要となり、発行には1,100円の手数料がかかります(2024年9月30日までは初回発行は無料)

キャッシュカードの種類
  • デビット機能付きキャッシュカード
  • クレジット機能付きキャッシュカード
デビットカードとクレジットカードの違い

デビットカード:支払代金が銀行口座から即時に引落しされる。電子マネーのように事前チャージは不要。利用できるのは口座残高の範囲内であるため使いすぎ防止にもなる

クレジットカード:お店に対して支払代金を一時的にカード会社が立て替えて支払い、翌月以降にカード会社へカード利用料を支払う。一括や分割など支払方法を自分で選べる。支払方法によっては手数料が必要

住信SBIネット銀行では、現在キャッシュカード機能のみのカードは発行していません。デビットカード、またはクレジットカードのどちらかを選ぶ必要があります。年会費が有料のクレジットカードよりも、年会費が無料のデビットカードのほうがおすすめです。

住信SBIネット銀行で発行できるデビットカードは3種類。特徴をまとめると以下のとおりです(表はスクロールできます)。

カードの種類 デビットカード
(Visa)
デビットカード
(Mastercard)
プラチナデビットカード
(Mastercard)
国際ブランド Visa Mastercard Mastercard
ランク 一般 一般 プラチナ
年会費 無料 無料 11,000円
カード有効期限 5年 7年 7年
スマプロポイント
還元率
0.6% 0.8% 1.0%
スマプロランク
※スマート認証NEO
登録が条件

月1万円以上利用で +1点
月3万円以上利用で+2点
3点獲得でランク3にUP
月1万円以上利用で +1点
3万円以上利用で+2点
3点獲得でランク3にUP
ランク4にUP
タッチ決済 カードのみ◯、スマホは✖️ カード&スマホ◯ カード&スマホ◯
海外ATMでの
外貨引出し
主な特典 旅行保険・
ショッピング保険など

おすすめはデビットカード(Mastercard)。年会費は無料で、ポイント還元率が0.8%とVisaより高く、有効期限も7年と長いことがメリットです。国際ブランドについても、Visaと同じように多くのお店で使えるMastercardなので安心です。

住信SBIネット銀行はアプリでATMが利用できるため、キャッシュカードがなくても困りません。どうしても必要な場合だけ、キャッシュカード発行の申込をすれば十分でしょう。

住信SBIネット銀行の入金・出金はどうするの?

定額自動入金や定額自動振込サービスが便利。
コンビニATMでの入出金も可能。

住信SBIネット銀行の入出金は、定額自動入金定額自動振込などのサービスを利用するのがおすすめです。1回設定しておくだけで、入金や出金を自動化してくれるので便利で手間もかかりません。

入金定額自動入金サービスがおすすめ

定額自動入金サービスは手数料無料で利用できます。毎月決まった金額のお金を入金したい場合はぜひ活用してください。

出金定額自動振込サービスがおすすめ

定額自動振込サービスには、手数料が必要です。しかしアプリで「スマート認証NEO」に登録すると、月5回まで手数料無料で利用できます。

ATMから入出金する場合、住信SBIネット銀行のアプリでATMが利用できます。キャッシュカードを持ち歩く必要がなく、スマホさえあれば簡単にATMが使えて便利です。

注意すべき点は、ATMで入出金できるのは「代表口座」だけであること。「目的別口座」や「SBIハイブリッド預金」は、直接ATMで入出金できません

ATMで入出金の窓口になるのは「代表口座」

目的別口座やSBIハイブリッド預金のお金をATMから出金したい場合、アプリを使って代表口座に振替をします。反対に、目的別口座やSBIハイブリッド預金に入金する場合は、ATMから代表口座に入金されたお金をそれぞれの口座に振替すればOKです。

振替は手数料無料で、アプリを使えば簡単&すぐにできるので安心してください。

住信SBIネット銀行から毎月定額を自動振込できる?

「定額自動振込」サービスが便利でおすすめ

住信SBIネット銀行の定額自動振込」は、あらかじめ登録しておくことで、毎月指定した日に定額を自動振込してくれるサービスです。

住信SBIネット銀行「定額自動振込」

たとえば家賃の支払など、1回登録しておけば毎月自動で振込してくれます。毎月ATMに行く必要も、自分で振込手続きをする必要もありません。手間が省けることはもちろん、時間の節約にもつながる便利なサービスです。

「定額自動振込」には振込手数料が必要です。しかしスマプロランク2の場合は、月5回まで無料で利用できます。スマプロランク2は、アプリで「スマート認証NEO」を登録するだけなので、誰でも簡単に達成できるでしょう。

「スマート認証NEO」を登録すれば振込手数料が月5回無料

住信SBIネット銀行の「定額自動入金」と「定額自動振込」を組み合わせれば、入出金をすべて自動化することも可能です。どちらも便利でお得なサービスなので、自分の生活スタイルに合わせて積極的に活用するのがおすすめです。

目的別口座にお金を移動する方法は?

目的別口座のお金の移動は振替を利用する。
「定額自動振替」サービスも便利でおすすめ。

目的別口座のお金を移動するには、振替を利用します。振替は手数料無料で、いつでも自由にすぐにお金を移動できることが特徴です。

住信SBIネット銀行の普通預金には3つの口座があります。

3つの口座

代表口座:ATMや他の銀行との入金・出金の窓口になる口座
目的別口座:最大10個まで自分で自由に作れる口座
SBIハイブリッド預金:SBI証券の口座と連携している口座

これら3つの口座の間でお金の移動をさせる場合は「振替」、代表口座から他の銀行口座に入金する場合は「振込」を利用します。

振替と振込の違い

振替:自分の代表口座・目的別口座・SBIハイブリッド預金でのお金の移動
(例)特別費積立のため代表口座から目的別口座へ振替

振込:自分名義の他の銀行口座・他人名義の口座への入金
(例)家賃支払のため他の銀行口座へ振込

貯金するなら「定額自動振替サービス」がおすすめ。1回設定しておけば、代表口座から目的別口座やSBIハイブリッド預金へ自動で振替してくれて便利です。手間もかからず、簡単に貯金を仕組み化できます。

住信SBIネット銀行「定額自動振替」

定額自動振替サービスは手数料無料。金額は1円単位で自由に設定でき、振替のタイミングも毎日・毎週・毎月など自由に決められます。自分に合う貯金スタイルを自由に選べて、いつでも変更できることが大きなメリットです。

定額自動振替サービスの活用方法

代表口座 → SBIハイブリッド預金に定額自動振替を設定

  • 毎月2万円を貯金
  • 毎週月曜日に5,000円を貯金
  • 毎日500円を貯金

定額自動振替サービスを活用すれば、無理なくお金が貯まる仕組みをつくれるのでおすすめです。

まとめ:住信SBIネット銀行は充実したサービスが便利でおすすめ

まとめ:住信SBIネット銀行は便利なサービスが充実

住信SBIネット銀行はサービスが充実していて、日常生活を便利で快適にしてくれるおすすめの銀行です。

住信SBIネット銀行のメリット
  • 目的別口座を最大10個無料で作れる
  • 定額自動入金サービスが無料
  • スマホアプリでATMが利用できる
  • ATM&振込手数料が最大月20回無料
  • スマプロポイントが貯まる
  • SBIハイブリッド預金で金利10倍

目的別口座定額自動入金サービスなど、住信SBIネット銀行ならではの便利なサービスが魅力です。これらのサービスを無料で利用できることも、大きなメリットといえるでしょう。

一方、住信SBIネット銀行には以下のようなデメリットもあります。

住信SBIネット銀行デメリット
  • アプリの操作に慣れが必要
  • 貯金には不要なサービスがある
  • ネット銀行特有のデメリットがある

直感的に操作できる楽天銀行のアプリと比較すると、住信SBIネット銀行のアプリには慣れが必要かもしれません。しかしアプリの操作に慣れれば、キャッシュカードなしでスマホアプリでATMが利用できるなど、住信SBIネット銀行の便利&快適さを実感できるはずです。

日常生活で使うなら、住信SBIネット銀行は自信を持っておすすめできる銀行です。SBI証券と同時に口座開設することでSBIハイブリッド預金が利用できるなど、より便利でお得に住信SBIネット銀行を活用できます

また、貯金したい人におすすめの「楽天銀行」と「住信SBIネット銀行」について、以下の記事でまとめて解説しています。

楽天&住信SBI銀行比較アイキャッチ
【おすすめネット銀行】「楽天銀行」「住信SBIネット銀行」をまとめて比較 貯金におすすめの銀行を知りたい 「楽天銀行」と「住信SBIネット銀行」の特徴を比較したい 貯金したいけどどん...

住信SBIネット銀行を活用して日常生活をより便利で快適にしながら、無理なくお金が貯まる仕組みをつくっていきましょう!

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