- ラクにできるお金の管理の方法が知りたい
- 家計管理がめんどくさくて続かない…
貯金には家計管理が大切とわかっていても、「めんどくさくて続かない」「ラクにできる方法を知りたい」と思ったことはありませんか?
ラクに簡単に続けられる家計管理の方法は、家計簿アプリを利用することです。家計簿アプリを使えば自動でお金を見える化することができ、ムダ遣いを減らすことはもちろん貯金のモチベーションアップにもつながります。
私は「マネーフォワード ME」という家計簿アプリを利用して、時間も手間もかけずラクに家計管理を自動化することができました。「マネーフォワード ME」を利用してから貯金のモチベーションも上がり、お金が貯まるスピードも速くなったのを実感しています。
この記事では100万円貯金に欠かせないラクに簡単に続けられる家計管理のコツと、家計簿アプリを使うメリットについて解説します。
家計の見える化が必要な理由:貯金のコンパスを手に入れる
家計を見える化する目的
貯金しようと決めたら、まず自分の今の収入と支出を把握することが大切です。旅を始めるときに自分の現在地がわからないと迷子になったり、無理な目標を立ててゴールにたどり着けずに挫折してしまったりするからです。
自分の現在地をしっかり把握するために、まずは家計を見える化することが貯金のスタートです。
家計を見える化する目的は2つあります。
- 自分の今の収入と支出を把握する
- 課題を洗い出して改善につなげる
家計を見える化して自分の収入と支出をしっかり把握できたら、「こんなことにお金を使っていたのか」「これはムダかもしれない」など多くの気づきがあります。この気づきが大切で、無意識にお金を使っていた状態から一歩進むと、自分の課題や改善点が自然と見えてきます。
家計を見える化すると、貯金のコンパスを手に入れることができます。自分の現在地はもちろん、進んでいる方向が正しいのか、あとどれくらいでゴールにたどり着けそうかを教えてくれます。貯金のコンパスを手に入れて、100万円貯金を達成するための心強い仲間にしましょう。
家計管理の3つのコツ
家計管理をするなら必ず押さえておきたい3つのコツがあります。
家計を見える化することは目的ではなく、貯金を達成するための手段の一つです。だから家計を見える化して手に入れたコンパスは、簡単&長く使えるものであること、そして「これを使えば貯金が増えていく」という役に立つものであることが必要です。
この3つのコツを意識して家計管理をすると、自然と貯金が増えていくサイクルをつくることができます。
- 簡単にできる:複雑ではなくシンプルでわかりやすい
- ラクに続けられる:手間や時間をかけずに続けられる
- 課題の解決につながる:お金の流れを見える化できてムダ遣いが減る
家計を見える化する方法:紙とアプリどっちがいい?【結論:アプリがおすすめ】
「紙」のメリット・デメリット
紙のメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット:自由度が高い・保存性がある
デメリット:管理が大変・時間と手間がかかる・かさばる
おすすめな人:ノートまとめが好きな人・自分好みにしたい人
紙のメリットはデザインもレイアウトもすべて自分の好きにできるなど自由度がとても高いことと、長期間保管できることです。ゼロから自分の好きなように自由に家計簿を作りたい人、ノートまとめなどの細かい作業が好きな人は紙の家計簿が向いています。
一方で、紙のデメリットとしては時間と手間がかかること、かさばることが挙げられます。
貯金をするためには家計管理を長く続けていくことが大切です。紙の家計簿を選ぶ場合は、細かい作業を長く続けていくことが自分に向いているかを考えてみてください。
「家計簿アプリ」のメリット・デメリット
家計簿アプリのメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット:自動化できて管理がラク・いつでも確認できる・かさばらない
デメリット:アプリによっては有料・サービスが終了すると記録が消える
おすすめな人:ラクに家計管理したい人・めんどくさがりな人
アプリのメリットは家計簿が自動化できるので続けやすい、すぐにお金の記録ができていつでも確認できる、かさばらないので管理がラクなことが挙げられます。
ラクに家計管理したい、家計簿に時間や手間をかけたくない人はアプリを使うのが圧倒的におすすめです。
アプリのデメリットは、無料で使えるサービスは限定されていること、アプリ自体のサービスが終了すれば記録がすべて消えてしまうことです。しかしアプリの中には記録を紙に印刷することや、データとして残しておけるものもあるので、うまく使えばデメリットを感じることは少ないかもしれません。
【結論】気軽に始められる無料の家計簿アプリがおすすめ
「どっちがいいかわからない」「まずは試してみたい」という人は、気軽にできる無料の家計簿アプリから始めてみることをおすすめします。
紙か家計簿アプリのどちらかを選ぶときは、以下のポイントを参考に選ぶといいでしょう。
- 自分好みにしたい・細かい作業が好き 「紙」
- ラクに家計管理したい・時間や手間をかけたくない 「アプリ」
- どちらがいいか迷っている・まずは試してみたい 「アプリ」
家計簿をつける目的は、自分の現状を把握して課題の改善につなげることです。紙とアプリにはそれぞれメリット・デメリットがあり、どちらが正解とは言えません。自分の性格から「長く続けられそうなのは紙かアプリか」を考えて自分に合うものを選ぶことが大切です。
家計簿アプリの選び方と種類
家計簿アプリの選び方4ポイント
使いやすさ(簡単・カスタマイズできるか)
家計簿アプリは日常でよく使うものなので、操作が簡単にできるものを選びましょう。使い方が難しかったり複雑だったりすると、アプリを使うのが嫌になって家計簿をつけるのに挫折してしまう原因になります。
また何にお金を使うかは人によって違うので、自分の状況に合わせてカスタマイズできる家計簿アプリがおすすめです。支出のカテゴリを自分で設定できる機能があるなど、自分に合わせてカスタマイズできるアプリを選びましょう。
見やすさ(デザイン・わかりやすさ)
家計簿アプリの見やすさも大切なポイントです。デザインは家計簿アプリによってかなり違うため、自分が見やすい&わかりやすいと感じるものを選ぶのがおすすめです。
価格(無料・有料)
家計簿アプリを選ぶときには、無料か有料かどうかも確認しましょう。無料のアプリでも十分使えるので、まずは無料アプリの中から選んで気軽に始めてみるのがおすすめです。
有料のアプリでは銀行口座の自動連携数が増えたり、過去の資産推移のチェックができたりするなどのメリットもあります。まずは無料で始めてみて、そのアプリが自分に合っていてもっと使いやすくしたいと感じたら有料プランに変更するといいでしょう。
機能性(自動連携・レシート読み取り・電卓・資産情報更新スピード)
家計簿アプリには銀行口座の自動連携やレシート読み取りなど、かなり便利な機能がたくさんあります。それぞれのアプリによってできることは違うので、自分が使いたい機能があるかを事前に確認しておくことが必要です。
家計簿アプリを選ぶときには、以下の機能を確認するようにしましょう。
- 自動連携口座数:ラクに家計管理を続けるための最重要ポイント
- レシート読み取り機能:現金の支出があるなら必須
- 電卓機能:アプリ内で計算できると便利
- 資産情報更新スピード:手動更新に対応していると速くて良い
簡単で使いやすくシンプルであること&必要な機能がちゃんとそろっていること。この2つのバランスがとれた家計簿アプリを選ぶのがおすすめです。
家計簿アプリの種類
【家計簿アプリ比較一覧表】※表はスライドできます
アプリ | おすすめ度 | 自動連携口座数 | レシート 読み取り |
電卓 機能 |
資産更新 スピード |
特徴 |
マネーフォワード ME | ★★★★★ | 無料:4口座 有料:無制限 |
有り | 有り | 約1分 | 家計簿アプリ利用者数1,100万人 |
zaim |
★★★★ | 無料:無制限 | 有り | 有り | 無料:数日 有料:数分程度 |
無料でも無制限に口座自動連携できる |
Moneytree |
★★★ | 無料:50口座 | 有り (有料のみ) |
無し | 無料:数時間 有料:30分〜1時間 |
無料でも広告表示なし |
「マネーフォワード ME」:おすすめ度★★★★★
|
自動連携口座数 | 無料:4口座 有料:無制限 |
---|---|
レシート読み取り機能 | 有り |
電卓機能 | 有り |
資産更新スピード | 約1分 |
おすすめな人 | お金の管理をまとめて一つのアプリでしたい人 |
「マネーフォワード ME」は利用者数1,100万人を誇る、人気の家計簿アプリです。
収入や支出を把握するための家計簿としての使いやすさはもちろん、複数の銀行口座やクレジットカードと自動連携させることができるので、最新の資産情報の確認もスムーズにできます。
「マネーフォワード ME」は自分のお金をまとめて見える化してくれるだけでなく、貯金のモチベーションアップにもつなげられるおすすめの家計簿アプリです。
「zaim」:おすすめ度★★★★
|
自動連携口座数 | 無料:無制限 |
---|---|
レシート読み取り機能 | 有り |
電卓機能 | 有り |
資産更新スピード | 無料:数日 有料:数分程度 |
おすすめな人 | 家計管理のために無料でアプリを使いたい人 |
「zaim」は無料でも自動連携できる口座数が無制限であることが大きな魅力です。レシート読み取りや電卓といった家計簿アプリとして必要な機能もそろっていて、これらはすべて無料で使うことができます。
家計管理のために「zaim」を使う場合は無料でも十分ですが、無料の場合は資産更新スピードに数日かかるというデメリットもあります。
「Moneytree」:おすすめ度★★★
|
自動連携口座数 | 無料:50口座 |
---|---|
レシート読み取り機能 | 無料:無し 有料:有り |
電卓機能 | 無し |
資産更新スピード | 無料:数時間 有料:30分〜1時間 |
おすすめな人 | 広告表示がないシンプルなアプリを使いたい人 |
「Moneytree」はアプリに広告が表示されることがなく、無料でも自動連携できる口座数が50と多いのが特長です。
注意点としては、アプリ内に支出を計算しながら入力できるという電卓機能はなく、無料の場合はレシート読み取り機能も使うことができません。普段から現金を使わない、レシート読み取り機能はいらないというキャッシュレス派の人は、「Moneytree」のシンプルな機能でも十分でしょう。
おすすめ家計簿アプリは「マネーフォワード ME」
「マネーフォワード ME」とは
「マネーフォワード ME」は利用者数1,100万人という、「家計簿アプリといえばこれ」というほどの大人気アプリです。私もいくつか家計簿アプリを試してみましたが、最終的には「マネーフォワード ME」にたどり着きました。その使い勝手の良さから3年継続して使っており、今では長い旅をともに歩む仲間のような存在になっています。
「マネーフォワード ME」は操作が簡単で使いやすい&必要な機能はすべてそろっている、バランスのとれた優秀なアプリといえます。
「マネーフォワード ME」のメリット・デメリット
実際に「マネーフォワード ME」を3年間使ってみて、感じたメリットとデメリットは以下のとおりです。
たくさんある家計簿アプリの中でも、「マネーフォワード ME」は自動連携に対応しているサービス数が多いことが特徴です。銀行口座やクレジットカード、電子マネーなど多くのサービスと自動連携させることで、毎日のお金の流れをまとめて見える化することができます。家計管理を自動化してラクに続けられるというアプリ最大の魅力を活かしていることが、「マネーフォワード ME」と他の家計簿アプリの大きな違いといえるでしょう。
家計簿アプリは紙に比べて自由度が低いといわれますが、「マネーフォワード ME」では支出項目を新たに追加したり変更したりするなど、自分が使いやすいようにカスタマイズすることもできます。
さらに情報の更新スピードが速く、最新の支出や資産状況をいつでも確認できるため、ストレスなく家計管理を続けられるのも大きなメリットです。
- 自動連携に対応しているサービス数が多い
- 自分に合わせたカスタマイズができる
- 手動更新ができるため最新の資産状況がすぐわかる
次に、「マネーフォワード ME」のデメリットについてです。
実際にアプリを使っていて感じたのは、レシート読み取り機能の精度があまりよくないことです。レシート撮影時は明るさが十分な場所で、レシート全体が収まるように適切な距離をとる必要があります。
また無料で利用できるサービスが制限されている点もデメリットとして挙げていますが、これらは有料プランにすれば解決できます。
- レシート読み取り機能がうまくできない時がある
- 無料で自動連携できる口座数は4つまで
- 無料で見れる過去の記録は1年以内
「マネーフォワード ME」は無料でも十分使える優秀なアプリですが、有料プランにするとさらに使いやすくなります。毎月480円でそれ以上の貯金ができるなら、有料プランにする価値は十分にあると思います。
どの家計簿アプリを選ぶか迷っているなら、まずは無料でマネーフォワード MEを始めてみるのがおすすめです。
家計簿アプリは安全?
家計簿アプリには運営会社によるプライバシー保護やセキュリティ対策がされているため、安全・安心に利用することができます。
個人情報の保護に関しては国の法律で厳しく定められており、アプリの運営会社はユーザーの個人情報を守るため万全のセキュリティ対策をする必要があるからです。たとえばアプリにログインする時にはパスワードの入力が必要など、様々なセキュリティ対策がされています。
このようにセキュリティ対策はされていますが、アプリ利用者としても基本的な対策はもちろん必要です。たとえばログイン時のパスコードロックをオンにする、パスワードの使い回しはしない、パスワードを定期的に変える、スマホの紛失に注意するなど。
自分の個人情報は自分で守るという意識を持ってアプリを利用することが大切です。
家計簿アプリは共有できる?
家計簿アプリの中には家族やパートナーと情報を共有できるものがあり、主な方法は2つです。
- 家族用のアカウントを作って家計簿を共有する
- 「家族用」「個人用」を分けられるアプリを使う
注意点としては、家族用のアカウントを作って家計簿を共有すると、「いつ・どこで・何を買ったか」がすべて相手と共有されてしまうことです。
また「家族用」と「個人用」を分けられるアプリを使う場合、無料プランでは自動連携数に上限があるため、使い勝手を考えると有料プランへの変更が求められる可能性もあります。
家計簿アプリを共有するときは、相手と共有する範囲を考えてアプリを選ぶようにしましょう。
まとめ
貯金するなら家計管理は絶対に必要なステップです。家計管理をすることで自分の収入と支出を把握することができ、課題を洗い出して改善につなげることができるからです。
家計管理をするときに3つのコツを押さえれば、自然と貯金が増えていくサイクルをつくることができます。
家計簿アプリを利用すれば、ラクにお金を見える化することができ、時間も手間もかけずに簡単に続けられます。
おすすめの家計簿アプリは「マネーフォワード ME」です。複数の銀行口座やカードと自動連携することで簡単にお金の見える化ができ、収入と支出だけでなく最新の資産状況もすぐに確認できるので、貯金のモチベーションアップにつながります。
100万円貯金クエストを始めたら、家計簿アプリは「自分の進んでいる方向は正しいか」「あとどれくらいでゴールにたどり着けるか」を教えてくれる心強いコンパスになってくれます。家計簿アプリをうまく利用して100万円貯金のゴールを目指しましょう!