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【貯金成功率UP】良い目標の立て方を5ステップで完全解説

「貯金成功率UP」良い目標の立て方
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  • 毎月いくら貯金すればいいの?
  • 貯金を始めてみたけど挫折してしまった…

「いくら貯金すればいいのかわからない」「貯金に挫折してしまった」など、こんな経験はありませんか?

貯金を成功させるには良い目標を立てることが大切です。

なぜなら良い目標がないと進むべき方向やゴールまでの距離がわからず、無茶なスピードで走ったり途中で道に迷ったりして、挫折してしまう原因になるからです。

私は社会人1年目のときに100万円貯金を達成しました。収入は平均くらいでしたが、「100万円貯める」という目標をどうすれば達成できるかを考え、いつまでに何をするかを具体的にイメージできるようにしていました。

この記事では良い目標を立てるコツと、実際に100万円貯金するための目標の立て方を5ステップで解説します。

良い目標が立てられるようになると、挫折することなくゴールに向かって走り続けられるので、目標を達成できる可能性が高くなります。

なぜ貯金に挫折するのか:原因は目標の立て方

貯金に挫折する原因は目標の立て方

貯金を成功させるには自分に合った良い目標を立てることが大切です。

なぜなら「お金が貯まらない」「貯金を始めてみたけど挫折してしまった」など、貯金がうまくいかない原因は目標の立て方にあるからです。

そもそも目標がないとゴールまでの距離や進むべき正しい方向がわかりません。また目標を立ててもはっきりしていなければ、ゴールにたどり着くため具体的に何をすればいいかわからず、無茶なスピードで走ったり挫折してしまったりする原因になります。

たとえば、月の手取り収入が17万円の場合に「6ヶ月で100万円貯金する」という目標を立てる。このように無茶な目標を立てると、途中で心が折れて貯金を諦めてしまう可能性が高いです。

そのため貯金の成功には自分に合った良い目標を立てることが大切なのです。

良い目標を立てると貯金の成功率が上がる

良い目標を立てると貯金成功率UP

貯金を成功させるためには、次の3つがうまくかみ合っている必要があります。

貯金成功に必要な3つの要素
  • 目的:目指すゴールや理想の状態
    →(例)100万円貯金
  • 手段:具体的な方法
    →(例)家計簿アプリで家計管理、固定費の見直し
  • 行動:実際に行動する
    →(例)家計簿アプリをダウンロードする、格安スマホに乗り換える

良い目標を立てると、目的・手段・行動の3つを正しくつなげることができます。そのため成果が出やすくなります。

たとえば友人が「ダイエットするために医者になる」と言いだしたら、「それは間違ってるからやめたほうがいい」と止めるでしょう。ダイエットという目的を達成するためには、運動や食事管理という正しい手段を選ぶ必要があるからです。

貯金するときも考え方は同じです。「100万円貯金する」という目的を達成するためには、正しい手段を選んで実際に行動していくことが大切です。

良い目標を立てられると、目的がはっきりして具体的に何をすべきかという正しい手段を選べるようになります。そして実際に行動するまでのハードルを下げることもできます。

つまり良い目標を立てることで、貯金の成功率を上げられるのです。

良い目標を立てるコツ:SMARTの法則を使う

良い目標を立てるコツ「SMARTの法則」

Specific:具体的である

固有名詞を使う
→(例)海外旅行でハワイに行く

目標はできるだけ具体的にすることが大切です。具体的な目標を立てると、目指しているゴールをはっきりイメージできるようになり、そこにたどり着くまでの手段や実際にどんな行動をするべきかが見えてくるからです。

具体的な目標を立てるには、固有名詞を使うこと。実際に目で見たり触ったりできるような固有名詞を使って目標を立てましょう。

たとえば「海外旅行する」ではなく、「好きなアーティストのコンサートを見るために韓国旅行する」など。

固有名詞を使うことで目標が具体的になり、どんな手段を選び行動するべきかが見えるようになります。

Measurable:計測できる

数字を使う
→(例)100万円貯金する

目標を立てるときに数字を使うことも大切です。数字を使うとゴールをイメージしやすくなり、現在地とゴールまでの距離を正確に測れるようになるからです。

たとえば「貯金する」ではなく、「100万円貯める」「毎月収入の10%を貯金する」など。

そのときの気分や勢いで目標を立てるのではなく、冷静に数字という客観的なものさしを使って目標を立てることが重要です。

Agreed upon:同意している

3回「なぜ?」をくり返して「自分は本当にそれがしたいのか」を深掘りする
→(例)なぜ100万円貯金するのか?

自分が心から望んでいることを目標にすることも重要です。なぜなら人がやる気になるのは誰かに言われたことではなく、自分が本当にやりたいことをするときだからです。

たとえば子どもの頃に「勉強しなさい」と親や先生に言われても、まったくやる気が出なかった。でも「この学校に合格したい!」と自分で目標を決めたら、1日に何時間も勉強することができた。この違いは「人が決めたか、自分が決めたか」にあります。

目標を立てるときには、3回「なぜ?」をくり返して「自分は本当にそれがしたいのか」を深掘りしてみましょう。

こうすることで自分の中のやる理由を見つけることができます。自分だけの理由が見つかると、モチベーション高く目標に向かって走り続けられます。

Realistic:現実的である

高い確率で達成できる小さな目標を立てる
→(例)家計簿アプリをダウンロードする

高い確率で達成できる小さな目標を立てることも大切です。現実的でない無茶な目標を立ててしまうと、ゴールにたどり着けずやる気を失い、「自分にはできない」と感じて自信もなくしてしまうからです。

たとえば「家計簿アプリをダウンロードする」など。目標のレベルは簡単にできると感じるくらいがちょうどいいです。「100万円貯金」をゴールとするなら、そこにたどり着くまでに高い確率で達成できるような小さな目標をたくさん立てましょう。

小さな目標を達成していくと成功体験を積み重ねることができます。「やればできる」と自分に自信がつくので、それがエネルギーになって次の目標に向かって走り続けられるのです。

小さな目標を達成していくことで、遠くに感じていたゴールにも着実に近づいていくことができます。

Timely:期限が明確である

最長でも3ヶ月以内で目標を区切る
→(例)1ヶ月以内に格安スマホに乗り換える

目標を立てるときは、期限を決めておくことが必要です。「いつまでに」という期限がない目標はただの文字になり、絶対に達成するという心のスイッチをオンにできないからです。

期限を決めるなら、最長でも3ヶ月以内に達成できるように目標を区切るのがおすすめです。長期的なゴールに向かってモチベーション高く走り続けるのは難しく、誰にでもできることではありません。

たとえば「1週間家計簿アプリを使って家計管理する」「1ヶ月以内に格安スマホへ乗り換える」など。

目標を立てるときは「いつまでに達成するか」を考え、期限を必ず決めておきましょう

SMARTの法則まとめ
  • Specific:具体的である
    →(コツ)固有名詞を使う
  • Measurable:計測できる
    →(コツ)数字を使う
  • Agreed upon:同意している
    →(コツ)3回「なぜ?」をくり返して自分を深掘りする
  • Realistic:現実的である
    →(コツ)高い確率で達成できる小さな目標を立てる
  • Timely:期限が明確である
    →(コツ)最長でも3ヶ月以内で目標を区切る

【実践編】「100万円貯金」目標の立て方5ステップ:具体例で解説

良い目標の立て方5ステップ

ステップ1:自分の現在地を知る

ゴールに向かって走り出す前に、まずは自分の現在地を知ることがスタートです。今どこにいるのか現在地がわかると、自分の課題や改善すべき点が自然と見えてくるからです。

現在地を知るための手段として、家計簿アプリを使って家計管理をするのがおすすめです。たとえば「マネーフォワード ME」のような家計簿アプリを使って銀行口座やクレジットカードと連携させると、自動で日々のお金の流れを見える化してくれます。

「マネーフォワードME」は無料で使えるおすすめ家計簿アプリ
【無料でも十分使える最強アプリ】「マネーフォワード ME」が貯金におすすめ 無料で使えるおすすめの家計簿アプリを知りたい 「マネーフォワード ME」のメリットやデメリットは? 貯金する...

家計簿アプリを使うと以下のようなお金をすべて簡単に見える化できて、ラクに家計管理を続けられます。

アプリで見える化できるお金
  • 収入:手取り月収・ボーナス
  • 支出:毎月の生活費・カード利用額・見直しできるムダ遣い
  • 資産:貯金額・銀行口座の残高

目指すゴールまでの距離をはっきりとイメージするために、まず自分の現在地を知ることから始めましょう。

ステップ2:ゴールを具体的にイメージする

次に、自分が最終的にたどり着きたいゴールを具体的な目標としてイメージできるようにします。

このとき、以下のポイントを意識して目標を立てます。

ゴールを考えるときのポイント
  • 固有名詞と数字を使って具体的なイメージにする
  • 「いつまでに」「いくら」貯金するか決める
  • 本当に望んでいるのか深掘りして自分だけのやる理由を見つける

たとえば「100万円貯金」をゴールとして、以下のように固有名詞や数字を使って、具体的にイメージできるような目標を立てます。

具体的なゴールと理由の例
  • ゴール:3年後までに100万円貯金を達成する
  • 理由:5泊7日のハワイ旅行で観光とショッピングを楽しんだ後、美しい夕焼けを見ながらワイキキビーチを散歩したい

ゴールが決まったら、目標を達成したあとの自分を想像してみるのがおすすめです。そのときの自分を具体的にイメージできて考えるだけで気分が上がるなら、良い目標を立てられている証拠です。

ステップ3:達成確率の高い小さな目標を積み上げる

ゴールが決まるとモチベーションが上がります。「絶対達成する!」とそのまま走り出したくなるところですが、これは危険です。一度冷静になって、本当にそのゴールを達成できそうか考えてみましょう。

冷静になってみると「この目標を達成するのは自分には無理かも…」と感じるかもしれません。でも大丈夫です。ゴールを達成するまでの道のりを見えるようにすることで、不安をなくすことができます。

大切なのは、ゴールという大きな最終目標をどうすれば達成できるのかを考えること。そして今の自分に簡単にできそうなことを小さな目標として、たくさん積み上げていきます

たとえば「100万円貯金」を達成するための小さな目標は次のようなものです。

小さな目標の例
  • 家計簿アプリをダウンロードする
  • 生活費用と貯金用の銀行口座を分ける
  • スマホの通信費を見直す
  • 毎月収入の10%を貯金する

小さな目標を立てるときは、3ヶ月以内を区切りとして簡単にできると思えるレベルで考えます。

達成確率の高い小さな目標をできるだけたくさん立てて、どんどん達成していきましょう。成功体験を積むことで自信につながり、遠くに思えていたゴールにも手が届きそうだと感じる瞬間が必ずやってきます。

一歩ずつ階段を上っていくように、着実にゴールに近づいていきましょう

ステップ4:やることリストをつくる

ステップ3で考えた小さな目標をもとに、実際にやることリストをつくります

やることリストをつくるときは、数字や固有名詞を使って期限も決めておくようにします。具体的に何をいつまでにするかリストを見ればすぐわかる状態にしておくことで、迷いなくガンガン行動することができます。

やることリストの例
  • 3日以内に家計簿アプリ「マネーフォワード ME」をダウンロードする
  • 1週間以内に「楽天銀行」の口座を申し込む
  • 1ヶ月以内に格安スマホ「UQモバイル」に乗り換える

やることリストをつくるときの注意点として、意識してほしいことがあります。

「人は1年でできることを過大評価しすぎる。そして10年でできることを過小評価しすぎる。」

これはアメリカの名コーチ、アンソニー・ロビンズ氏の言葉です。

あれもこれもできると思って、短い期間にやることをつめ込みすぎるのはNGです。夏休みの宿題のように「やらなければいけない」と負担に感じてしまうリストでは、モチベーションも上がりません。

やることの量や期限を考えて、余裕をもたせたリストにするくらいがちょうどいいです。

たしかに短い期間で多くのことを達成するのは難しいです。でもある程度の時間をかければ、自分が思っているよりずっと多くのことを達成できるのです。

やることリストをつくるときは短い期間につめ込みすぎないように意識する。そして「長い目で見ればきっとできる」と自分の可能性を信じてあげることが大切です。

貯金におすすめの銀行口座については、以下の記事で詳しく解説しています。

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ステップ5:目標を紙に書くかスマホにメモする

立てた目標とやることリストは紙に書くかスマホにメモして、常に目に見える状態にしておくことが重要です。目標を常に見える状態にしておくと、自分の頭を目標達成モードへと切り替えられるからです。

たとえば「ロードバイクがほしい」と思ったら、街でロードバイクをよく見かけるようになった。これは意識しなくても自分の頭がロードバイクに関する情報を探しにいくようになるからです。

紙に書いたりスマホにメモしたりすることで無意識のうちに頭のスイッチがオンになり、「どうすれば目標を達成できるか」を考えるようになります

毎年お正月に新年の目標を立てるけれど、年末にはほとんど思い出せない。紙に書いたりスマホにメモしたりして常に見える状態にしておけば、目標を忘れてしまうこともなくなります。

立てた目標とやることリストは必ず紙やスマホを使って常に目に見える状態にする。そうすれば頭が目標達成モードに切り替わり、モチベーションを失わずゴールに向かって走り続けることができます。

目標の立て方5ステップまとめ
  • ステップ1:自分の現在地を知る
  • ステップ2:ゴールを具体的にイメージする
  • ステップ3:達成確率の高い小さな目標を積み上げる
  • ステップ4:やることリストをつくる
  • ステップ5:目標を紙に書くかスマホにメモする

【目標達成率UP】覚えておきたい注意点

良い目標を立てるときの注意点

人と比べず自分の軸をもつ

良い目標を立てて達成するためには、人と比べず自分の軸をもつことが大切です。

なぜなら収入や支出は人によって違うため、平均貯金額などの「人のお金」をもとに目標を立てると、実際の自分の生活とはかけ離れた現実的ではない目標になってしまうからです。現実的ではない目標は達成確率も低く、「自分には無理だ」と途中で諦めてしまう原因になります。

たとえば「あの人は月3万円貯金しているから自分も3万円」など、他人を基準として貯金額を決める。月の手取り収入が30万円と17万円の場合では、月3万円貯金することの難しさはまったく違います。

目標達成のために大切なことは自分の軸をもつこと。貯金するという手段は同じに見えても、最終的にたどり着きたいゴールや「何のために貯金するのか」という理由は人それぞれです。その答えは自分の中にしかありません。

「何のために貯金するのか」「本当に自分はそれを望んでいるのか」を自分自身に問いかけて深掘りすることで、自分の軸を見つけましょう。

自分の軸がしっかりしていれば挫折しにくくなり、人と比べて落ち込むこともなくなります。「人は人、自分は自分」と割り切れるようになるからです。

比べるべきは他人ではなく、過去の自分です。過去の自分より少しでも成長できているならOKです。あせらず人と比べず、自分のペースで目標達成に向けて一歩ずつ進んでいきましょう。

目標を定期的に見直してメンテナンスする

目標は定期的に見直して、達成状況を確認することが必要です。日々の仕事や家事、趣味などたくさんのやることに追われるうちに、気づけば時間がたって目標を忘れてしまった。これではせっかく良い目標を立てられたとしても達成できなくなってしまいます。

目標は紙に書くかスマホにメモして、いつでもすぐに確認できるように常に目に見える状態にしておくことが大切です。そして今の達成状況を確認しながら、小さな目標の追加や必要に応じて修正するなど目標をメンテナンスしましょう。

一度立てた目標は絶対に変えてはいけない、そんなルールはありません。状況や環境は変化していくものなので、それに合わせて目標も自由に変えていくべきです。

「やらなければいけない」と義務のように感じる目標ではなく「これをしたい」と感じる目標のほうが自分に合っていて、きっと達成できる可能性も高いです。

目標を定期的に見直して、達成状況を確認しながら今の自分の状況に合わせて自由に変えていく。この考え方を意識して、ゴールを目指していきましょう。

まとめ

良い目標の立て方まとめ

貯金を成功させるには良い目標を立てることが大切です。

良い目標を立てると、目的・手段・行動を正しくつなげることができ、成果が出やすいので挫折することもなくなります。

良い目標を立てるコツはSMARTの法則を使うことです。

SMARTの法則まとめ
  • Specific:具体的である
    →(コツ)固有名詞を使う
  • Measurable:計測できる
    →(コツ)数字を使う
  • Agreed upon:同意している
    →(コツ)3回「なぜ?」をくり返して自分を深掘りする
  • Realistic:現実的である
    →(コツ)高い確率で達成できる小さな目標を立てる
  • Timely:期限が明確である
    →(コツ)最長でも3ヶ月以内で目標を区切る

そしてSMARTの法則を使って、実際に「100万円貯金」を達成するための目標の立て方は以下の5ステップです。

目標の立て方5ステップまとめ
  • ステップ1:自分の現在地を知る
  • ステップ2:ゴールを具体的にイメージする
  • ステップ3:達成確率の高い小さな目標を積み上げる
  • ステップ4:やることリストをつくる
  • ステップ5:目標を紙に書くかスマホにメモする

ぜひSMARTの法則を使って良い目標を立てて、「100万円貯金クエスト」を達成していきましょう!

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