「1年で100万円貯金」と聞くと、
- 貯金しようと思ってもいつも手元にお金が残らない
- コツコツ計画的に貯金するなんて続けられる自信がない
- 1年で100万円なんて夢のまた夢、自分にはきっと無理だ…
こう思う人も多いのではないでしょうか。
でも、年収が高くなくても特別な才能やスキルがなくても、1年で100万円貯めることはできます。
社会人一年目の手取り月収20万未満の頃から、1年で100万円貯金を継続して5年以上になりますが、貯金をするために特別なことは必要ないと感じています。
お金の貯まる考え方と良いシステムづくりさえできれば、誰もがお金を貯めて自分の目標を達成することは可能だと思います。
今回はこれまでの体験をもとに、「1年で100万円貯金」を達成するまでの考え方とやったことについてお伝えします。
「なぜお金を貯めるのか?」を自分なりに考える
「貯金しよう!」と思ってからまずやったことは、「なぜお金を貯めるのか?」を自分なりに考えてみることです。
「お金を貯めることは大切」だと頭では分かっていましたが、それだけではお金を貯める理由には弱く、多分モチベーションが続かないだろうと思いました。
常識とか周りの人の意見ではなく、「自分にとってお金を貯めることが必要」と思える理由があるかを考えました。
どんなことでも目的がはっきりしていると、迷ったときや挫折しそうになったときでも、それが道標となって目指しているものを見失わずにいられます。
「なぜお金を貯めるのか?」を考えることは、自分が貯金する目的をはっきりさせることでもあります。
衝動的に「あれがほしい!」と心が揺らいだときでも、「自分はなぜお金を貯めるのか?」を思い出すことで、貯金のモチベーションを保つことができました。
お金を貯める理由や目的は人それぞれです。「みんな貯金しているから」ではなく、自分が納得できるお金を貯める理由や目的を考えてみてください。
考えるのはめんどくさいと思うかもしれませんが、この答えは自分自身で見つけるしかありません。そして見つけられた人は、お金が貯まる人にぐっと近づきます。
ゴールに向かうための小さな目標を設定
「1年で100万円貯める!」と決めてから、
- 毎月:6万7千円
- 年2回ボーナス:10万円
というゴールに向かうための小さな目標を設定しました。
月単位で小さな目標額を設定し、お金が貯まっていく状況を分かりやすく見えるようにする。毎月という短い期間ごとに達成感を得ることで、モチベーションにつなげていました。
最終的なゴールを決めてから、短い期間に区切って小さな目標を立てることで、ステップを踏みながら着実に進んでいくことができます。
最終的なゴールと小さな目標をバランスよく設定すれば、お金が貯まっていく達成感が実感できるので、貯金そのものがどんどん楽しくなってきます。
「先取り貯金」&「複数口座」でお金が貯まるシステムづくり
実際にお金を貯めた方法は「先取り貯金」&「複数口座」です。
「先取り貯金」の考え方はシンプルです。
収入 - 貯金 = 使っていいお金
「残ったお金で貯金しよう!」と思っても、毎月の収入や支出にばらつきがあり、安定してお金を貯めることは難しいです。
だから、自分が頑張らなくてもお金が貯まる方法を考えてみました。
- 給料から貯金額を別口座へ入金
→ このお金は始めからなかったものと考える - 月に1回、ATMで一定の生活費を引出し
→ 残額は手をつけずにほったらかし
「先取り貯金」&「複数口座」により、お金が貯まるシステムづくりをしました。最初は少し手間がかかりますが、自分に合ったシステムを一度つくってしまえば楽に貯金が続けられるのでおすすめです。
「使うお金」と「使わないお金」の線引きをする
「貯金するぞ!」と心に誓ったはずなのに、ふと目にしたものに心を惹かれ、「これほしい!」という誘惑に負けそうになるときがありました。
でも自分が使えるお金は限られているので、ほしいものを全部買うことはできません。だから自分の中でほしいものに優先順位をつけて、「使うお金」と「使わないお金」を決めました。
使うお金
- 「ほしい!」と思ってから2週間考え、それでも「ほしい!」と思うもの
→ 手持ちのお金が足りない場合は買えるまで資金を貯める
(※貯金には手をつけない)
使わないお金
- コンビニのペットボトル飲料やコーヒー
- 自分が心から行きたいと思えないランチや飲み会
- 人からおすすめされても自分が「ほしい!」と思わないもの
自分で判断基準をつくることで、衝動的に「ほしい!」と思っても「そう言えば、これにはお金を使わないって決めてたな」と心にブレーキがかかるようになりました。
今では「自分にとって大切で価値があるものは何か」がはっきりしているので、衝動的に「これがほしい!」と思うこともほとんどないです。自分の価値観がわかっていると、「ムダ遣いをしてしまった…」と後悔することもありません。
まとめ
「1年で100万円貯金」をするための考え方と、実際にやったことをまとめてみました。
- 「なぜお金を貯めるのか?」を自分なりに考える
- ゴールに向かうための小さな目標を設定
- 「先取り貯金」&「複数口座」でお金が貯まるシステムづくり
- 「使うお金」と「使わないお金」の線引きをする
自分の体験からも、お金を貯めることに特別な才能やスキルは必要ないと思います。
お金の貯まる考え方と自分に合った良いシステムづくりさえできれば、誰もが自分の目標となる貯金を達成することができると信じています。
「貯金しよう!」と思ったらまずやることについて、この記事でもお伝えしています。
https://asaoki-oyasumi.com/savemoney-todo/
自由で自分らしい人生にするために、この記事を読んで「自分もできるはず!」と思って一歩踏み出してもらえたら嬉しいです!
ありがとうございました!