- どうしてお金が貯まらないんだろう?
- 節約しているのに思うように貯金ができない…
- もう少し給料が上がれば貯金ができるのに…
こんな疑問や悩みを感じたことはありませんか?
「貯金ができない」というのは昭和から平成、令和になっても決してなくならない、いつの時代でも変わることのない大きな問題だと思います。
今回は「お金が貯まる人は知っているたった1つのこと」をテーマにして、貯金ができない理由について考えてみたいと思います。
たった1つの大原則「貯金=収入ー支出」
いきなりこの記事で一番大切なことをお伝えします。
それは、これです。
貯金=収入ー支出
以上です。
「そんなの当たり前!」「言われなくても分かってるわ!」というツッコミをいただくことは承知の上です。そうです。当たり前のことなんです。
でも「お金が貯まらない…」と言っている人を見ていると、この大原則を忘れてしまっているんだろうなと思うことがよくあります。
「貯金=収入ー支出」なので、貯金を増やすには2つの方法しかありません。
- 収入を増やす
- 支出減らす
この2つを意識して行動しない限り、貯金が増えることはないのです。
- 給料が増えたのに貯金ができない
→ 収入が増えた分で生活費などの支出も増えている - 節約しているのに貯金が増えない
→ 社会保険料などの負担が年々増え、実の収入は減っている
こんなことがよくあります。
貯金を増やすには、収入と支出をどれだけ自分でコントロールできるか、その差をいかに大きくできるかが大切です。
では次に「収入を増やす方法」と「支出を減らす方法」についてお話しします。
収入を増やす方法
サラリーマンの方を例に考えてみると、収入を増やすには①残業・②転職・③副業の3つの方法があります。一つずつ考えてみましょう。
①残業
まず収入を増やす方法として考えられるのが「残業」ではないでしょうか。
しかし「働き方改革」や「労働上限時間の規定」などから、「残業」は削減の流れになっています。
残業をした分の残業代がきちんと支払われないなど、問題も多いのが事実です。
たしかに手っ取り早い方法ですが、健康に悪影響があったり仕事の効率が下がったりするなどデメリットも多く、「残業」で収入を増やすのは個人的にはおすすめできません。
②転職
次に考えられるのが「転職」です。
給料は年齢や役職によって決められていることが多く、どれだけ職場で良い成績をあげても、大して仕事をしていない年上のおじさんの方が自分の2倍ぐらい高い給料をもらっていることがあります。
「若いってだけで給料が少ないとか、やってられん!」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
たしかに日本の会社の多くは、年齢や役職で給料が決められているのが事実です。
でも同じ会社の中だけで考えるのではなく、別の会社で働いたり、業界や職種を変えたりという「転職」をすれば、給料の水準が変わることもあります。
収入を増やす方法として「転職」を一つの選択肢に入れてみるといいと思います。
③副業
3つ目が副業です。
たしかにまだ多くの会社では副業禁止を掲げているのが事実です。
でも「完全に副業を解禁します!」とまではいかなくても、副業を認める会社が確実に増えてきています。
少子高齢化が進み、終身雇用が崩壊しつつある日本では、今後さらに「副業」を認める流れになっていくだろうと考えています。
簡単な手続き(住民税を自分で納付する)を知っていれば、会社にバレずに副業をすることだって可能です。
収入を増やすためには「残業」するのではなく、その時間で自分のスキルなどを磨いて稼ぐ力を高め、ガンガン「副業」に取り組むのがおすすめです!
支出を減らす方法
支出を減らす方法として、①節約・②固定費の削減の2つについて考えてみたいと思います。
①節約
「節約」と聞くと食費を切りつめたり、電気をこまめに消したりするなど、「我慢する」というイメージが強いのではないでしょうか。
たしかに使わない電気を消すことや、ムダ遣いをしないことは大切です。
でも支出を減らそうとして食費を切りつめたり、必要なお金を無理に削ろうとして体調を崩したりしては元も子もありません。
節約の意識は大切です。でも我慢してばかりで楽しみを感じられなかったり、お金よりも価値のあるものを失ったりしては意味がないと思います。
支出を減らす「節約」は、自分の生活とのバランスを考えて取り組めるといいですね。
②固定費の削減
支出を減らす方法としておすすめなのが、「固定費の削減」です。
「節約」と「固定費の削減」の違いは、継続性と効果の大きさにあります。
固定費の削減として考えられるのが、
- 家の賃貸料
- 車
- スマホなどの通信費
- 保険代
これらの固定費を見直して削減することができれば、毎月の支出を継続して減らすことができます。
さらに食費や電気代などの「節約」よりも効果が大きく、1万円以上もの支出を簡単に減らせます。
支出を減らすために、まず「固定費の削減」に取り組んでみることをおすすめします。
まとめ
お金が貯まる人は知っているたった1つのこと、それは次の大原則です。
貯金=収入ー支出
そして貯金を増やすためには、次の2つのことを意識して行動することが大切です。
収入を増やす
①残業 → 健康面などのデメリットも多い
②転職 → 有効な選択肢の一つになる
③副業 → スキルなどを磨いて稼ぐ力を高める
支出を減らす
①節約 → 我慢ばかりは×、生活とのバランスが大切
②固定費の削減 → 継続性があり効果も大きい
大原則を知って2つのことを意識して行動すれば、誰もが必ず貯金体質になることができます。
これからも自由で自分らしい人生に向かって、一緒に行動していきましょう!
ありがとうございました。